読み取り時にマルチフィードを検知した場合や、出来上がったイメージから異常を検知した場合、イメージ確認の画面で、検知したイメージにマーク(サムネイルの背景色およびビューアの色枠)をつけて表示する機能です。
オペレータは、イメージ確認の画面でマークの付いたものを中心に画像確認することで、効率的にチェックが行えます。
また、インデックスファイルを出力する設定の場合、検知した情報をインデックスファイル内に出力することが可能です。
- マーク(サムネイルの背景色およびビューアの色枠)には、以下の種類があります。
赤色:マルチフィード
黄色:AIQC(原稿欠け、破れ)
黒色:ブランクページ(白紙)
橙色:手動マーク
紫色:原稿識別精度(精度低)
- 本機能で「マルチフィード」を選択すると、スキャン中にマルチフィードが発生してもスキャンは中断せず、積載している紙を全て読み取ります。
読み取り後に、対象画像をまとめて確認・処理することで、作業効率が向上させることができます。
※紙詰まり(ジャム)の場合は、原稿破損を防ぐため読み取りを停止します。
【重要】
「マーク設定」で「AIQC」、「マルチフィード」、「ブランクページ」、または「原稿識別精度」を選択し、イメージ確認画面で検出された画像の確認を行う場合は、 「表示オプション」で「スキャン後すぐにリリース」を選択しないでください。
ヒント
- AIQC、マルチフィード、原稿識別精度が検出されたページは、問題がないか画像を確認することを推奨します。
- イメージ確認画面のツールバー上から表示のフィルタを選択することで特定のマークが付いた画像のみを表示することができます。