消耗品の交換時期が近づくと、消耗品の交換メッセージが表示されます。
以下の手順に従って消耗品を交換してください。
交換メッセージ
以下のようなメッセージが表示されます。
このメッセージが表示されていても、「読取を継続」ボタンをクリックすることで読み取りを継続できます。
なお、以降ではブレーキローラーとピックローラーについて説明していますが、その他のローラー類やプリントカートリッジも同様ですので読み替えてください。
以下の順序で処置してください。
- 消耗品の枚数カウンターの確認
- 消耗品の交換
- 消耗品の枚数カウンターのリセット
1.消耗品の枚数カウンターの確認
1)「スタート」メニュー → 「fi Series」または、「Scanner Utility for Microsoft Windows」(*1) → 「Software Operation Panel」をクリックし、Software Operation Panel を起動します。
2) 左画面リストから「装置設定」をクリックします。
3) ブレーキローラー、ピックローラー等の消耗品の枚数カウンターを確認します。
背景色が薄い黄色の場合、消耗品の交換時期(*2)に近づいています。
背景色が濃い黄色の場合、消耗品の交換時期(*2)を超えています。
4) 消耗品の交換時期に近づいている、または超えている消耗品を交換します。
ブレーキローラーとピックローラーは、寿命が同じですので両方を同時に交換することをお勧めします。
2.消耗品の交換
[ご注意]
消耗品は純正品をご使用ください。
純正品以外の消耗品をご使用されますと、製品本来の性能を十分に発揮できないだけでなく、製品本体を損傷させる恐れがあります。
なお、純正品以外の消耗品に起因する本体の損傷・故障および障害については、保証期間内でも有償修理になります。
3.消耗品の枚数カウンターのリセット
1)「スタート」メニュー → 「fi Series」または、「Scanner Utility for Microsoft Windows」(*1) → 「Software Operation Panel」をクリックし、Software Operation Panel を起動します。
2) 左画面リストから「装置設定」をクリックします。
3) 交換した消耗品(ブレーキローラー、ピックローラー等)の [クリア] ボタンをクリックします。
4) カウンター値が 0 になったことを確認して「適用」ボタンをクリックします。
5) 確認メッセージが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
(*1) PaperStream IPドライバーをご使用の場合は「fi Series」、FUJITSU TWAIN32/FUJITSU ISISドライバーをご使用の場合は「Scanner Utility for Microsoft Windows」になります。
(*2) 消耗品の交換時期は、寿命設定カウンターで設定できます。
Software Operation Panel を起動し、左画面リストから「装置設定2」→「寿命設定カウンタ」をクリックします。
各消耗品の寿命設定カウント値を設定します。
10,000枚から2,550,000枚まで、10,000枚単位で設定できます。
一時的にメッセージの表示を止める場合には、この寿命設定カウンターを大きい数値に変更してください。
ご参考
【交換メッセージについて】
- 機種によって、「今後、メッセージは表示しない」や「0枚読み取り後に再度警告」が選択できない場合があります。
- 「読取を継続」をクリックすると、継続して読み取りできます。
【操作パネルでの操作方法について】
- 液晶ディスプレイ付の操作パネルのついたスキャナーでは、操作パネルからも、消耗品の枚数カウンターの確認およびクリアが可能です。詳細については、オペレーターガイドの「操作パネルの操作方法」を参照してください。