スキャン後、privateフォルダ配下のtmpフォルダにユーザー名と同じ名前のフォルダが作成されてデータが一時的に保管されます。このフォルダの作成に失敗すると、本エラーが表示されます。
macOSのアップデート、tmpフォルダのアクセス権を「読み/書き」に修復、および ScanSnap Homeの再インストールをお試しください。
「macOSのアップデート」
- macOSのアップデートを適用します。
- macOSのアップデート後、すべてのウィンドウを終了して、macOSを再起動し、正常に動作するか確認してください。
※上記で改善されない場合、またはmacOSのアップデートを適用できない場合は、以下の項目を順に確認してください。
「tmpフォルダのアクセス権の修復と ScanSnap Homeの再インストールについて」
- デスクトップ上のアイコンが何もない場所をクリックし、メニューバーの表示をFinderの状態にします。
- メニューバーの「移動」-「フォルダへ移動」を選択します。

表示された画面上部の入力欄に「/private 」を入力(半角8文字)します。
「移動先」欄が「private 」になったことを確認します。
※画像は、macOS Montereyを例としています。

macOS Montereyより前のバージョンの場合は、以下の画面が表示されます。
「フォルダの場所を入力」欄に「/private 」を入力(半角8文字)し、[移動]ボタンをクリックし、
privateフォルダを表示します。

- privateフォルダ内のtmpフォルダ上でキーボードのcontrolキーを押しながらクリックし、「情報を見る」を選択し、tmpフォルダの情報画面を表示します。

- 「共有とアクセス権」の項目で「アクセス権」が「読み/書き」と設定されていないものが存在する場合は、右下の南京錠マークをクリックし、macOSにログインする際に入力するパスワードを入力し[OK]ボタンをクリックします。

- アクセス権が「読み/書き」となっていないものがあればクリックし「読み/書き」に変更します。
※この画面では、一番下のアクセス権が「読み出しのみ」に設定されているため、「読み/書き」に変更します。

- アクセス権の項目がすべて「読み/書き」に変更されたことを確認し、[×]ボタンをクリックし画面を閉じます。

- すべてのウィンドウを閉じ、macOSを再起動します。
正常に動作するか確認してください。
- 上記の手順で改善されない場合は、こちらの「ScanSnap Home」のアンインストール方法を参考に「ScanSnap Home」をアンインストールします。再度「ScanSnap Home」をインストールして現象が改善されているかご確認ください。
以上で、操作は完了です。