ScanSnap Homeには、標準設定で向き補正処理の機能があります。
横向きや、上下逆さまに読み取られた原稿を正しい向きに回転して出力します。
向き補正機能は、原稿中の文字列を基準にして補正するため
以下のような原稿は正しい向きに補正されない場合があります。
- 極端に大きい文字や小さい文字が多い原稿
- 文字間や行間が極端に狭い、または文字が接触している原稿
- 下線や罫線に接触している文字が多い原稿
- 白抜きや装飾文字が多い原稿
(例)影、白抜きなど装飾がされている文字
- 写真や図などが多く、文字の少ない原稿
- 文字の背景に不均一色背景や模様がある原稿
(例)網掛けされている文字/絵や図と重なっている文字
- 図面など、文字が一定方向を向いていない原稿
- アルファベット大文字だけで書かれている原稿
- 手書き文字の原稿
- 傾いた原稿
- 検索可能なPDFのサポート言語以外の言語の原稿
- 複雑なレイアウトの原稿
- ノイズの多い原稿
- 薄い文字の原稿
- かすれた文字の原稿
原稿が意図しない向きに読み取られてしまう場合には、
原稿の向き補正を行わないように、以下の[手順]で設定の変更をお願いします。
[手順]
1) ScanSnap Homeを起動し、左上の[Scan]ボタンをクリックします。
2) プロファイルリストから、使用しているプロファイルを選択します。
3) 右上の
マークの[プロファイルの編集]ボタンをクリックします。
4)「スキャン設定」の[詳細設定]ボタンをクリックして、「詳細設定」画面を表示します。
5)「スキャン」タブの「向き」の設定を「回転しない」に設定します。
※原稿種別ごとに設定が必要になります。